
2025/03/05
2025年2月19日付の「金型新聞オンライン」に、愛知溶業株式会社のグループ会社であるALPHA LASER ENGINEERING株式会社が販売する高温溶融アルミダイキャスト用溶接棒「ALW」の販売について掲載いただきました。本記事では、製品の特長や用途が詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。
▼記事の詳細は、金型新聞オンラインでご覧いただけます。
ALPHA LASER ENGINEERING 高温溶融ダイカスト向け溶接棒を販売
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商品名 | 品番1 | 品番2 |
ALW | ALW-15(1.5φ) | ALW-30(1.5φ) |
用途
使用特性
使用上の注意
<概要説明>
近年注目されているギガキャストは一般的なアルミダイカストよりも溶解温度が150度ほど高い850度前後と想定されております。従来の溶接棒では高温のアルミが溶接棒に焼き付きやすいという課題があります。
本製品「ALW」はタングステンを50%含有しています。ギガキャストなどの融解温度の高いアルミダイカストの溶損や焼き付き防止に最適な溶接棒です。タタングステンのほか、鉄・ニッケル・カーボンを含み、肉盛り溶接後の表面処理にも対応。タフトライド処理やガス窒化処理によって、表面硬度を向上させることができます。
また、表面硬度を高め、ヒートクラック対策を強化するコバルトフリーの下盛材も、近日販売予定です。販売が決定いたしましたら、情報を発信させていただきます。
当社は2023年より、技術顧問として溶接工学を専門とする冨田正吾氏を迎え、金型溶接における研究開発を推進しています。ALPHA LASER社製レーザー溶接機での自動化対応、金型の溶接補修の品質向上、ギガキャストに対応する溶接技術など新たなニーズに応える研究を始めています。
技術顧問 冨田 正吾
<プロフィール>
1988年 大阪大学大学院工学研究科 後期課程(溶接工学専攻) 単位取得のうえ退学
同 年 富山県 入庁 (富山県工業技術センター 研究員)
1989年 大阪大学 工学博士号(溶接工学) 取得
2018年 富山県産業技術研究開発センター ものづくり研究開発センター センター長
2020年 富山県 定年退職
2019年〜2022年 公益財団法人富山県新世紀産業機構 イノベーション推進センター 次長
2023年~現在 愛知溶業株式会社 技術顧問
【専門】
溶接工学、金属材料学、レーザ加工、表面改質加工など
【業務履歴】
研究開発のほか、企業の技術相談・指導や産学官連携による研究開発プロジェクトの企画立案に従事
愛知溶業株式会社のグループ会社。ALPHA LASER ENGINEERING株式会社は、レーザー溶接機器の販売からメンテナンスまで一貫して請け負っているアルファレーザー社(ドイツ)の日本正規輸入総販売元(工業関連向け)であるALPHA LASER JAPAN株式会社の日本で唯一の正規代理店です。
アルファレーザー社のレーザー溶接機、ファイバーレーザー溶接機の販売からメンテナンスまで一貫して請け負っています。スピーディで正確、高品質なサービスを日本全国でご提供いたします。
公式Webサイト:https://alphalaser-eng.com/
ーー”補修に自信”
愛知溶業株式会社は、愛知県一宮市を拠点に『金型にやさしい溶接修理』を掲げ、金型のリユースと長寿命化を推進する企業です。専門技術者が搬出から納品までの全工程を一貫して担当し、修繕の質に絶対的自信を持ち、高品質な金型補修技術を提供しています。また、金型企業のネットワークを活用し、大型金型補修にも対応可能です。お客様の課題に応じたカスタマイズ提案を強みとし、モノづくりの持続可能性と循環型社会の実現に貢献します。
会社名 :愛知溶業株式会社
代表 :代表取締役 市川 修
設立 :2005年11月
資本金 :1,000万円
事業内容 :金型製作/金型溶接/金型測定/金型補修/金型溶接教育コンサルティング
従業員数 :47名
所在地 :〒491-0828 愛知県一宮市伝法寺3丁目8-2
公式Webサイト:https://aichi-welding.com/