らせ

2026/02/25

【プレスリリース】GALAXY(愛知溶業)とMEISEIがMOU締結。金型メンテの「2極統合体制」始動で物流・人材危機へ挑む

プラスチック型とダイカスト型の垣根を超えた「2極統合体制」

愛知溶業株式会社を中核企業とするGALAXYホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:市川修、以下 GALAXY)は、2026年2月12日、自動車ランプ用プラスチック金型の製造において世界的な技術力を誇る株式会社MEISEI(本社:愛知県、代表取締役:渡邊祐子、以下 MEISEI)と、金型メンテナンスの「2極統合体制」構築に関するMOU(基本合意書)を締結しました。

本提携は、MEISEI様が持つ伝統的な「匠の技」と、愛知溶業(GALAXY)が持つ「デジタル技術」を掛け合わせ、プラスチック金型とダイカスト金型という領域を超えてリソースを共有するものです。「技術独占」から「安心・安全なリソース共有」へと転換し、日本のモノづくりを守る新たなインフラ構築を目指します。

 

業界動向:物流・人材危機の深刻化と「運ばずに直す」必要性

日本の製造業は現在、物流コストの高騰やドライバー不足(物流2024年・2026年問題)、熟練工の引退による技術継承の断絶(2025年問題)という構造的な課題に直面しています。

特に大型金型においては、遠隔地への輸送がコスト面でもコンプライアンス面でも限界を迎えつつあります。また、デジタルデータだけでは再現できない「職人の勘・コツ」の喪失も危惧されています。これらの課題に対し、個社単独ではなく企業枠を超えたパートナーシップで「地産地消型サテライト」への転換や「対面伝承」の仕組み作りが急務となっています。

提携の3つの柱:物流・技術・生産の相互補完

本MOUでは、以下の3つの領域で相互補完を行い、課題解決に取り組みます。

 

1. 物流拠点:「運ばずに直す」地域密着型サテライト

GALAXYが保有する九州(佐賀・鳥栖)や北関東の拠点を「高度補修サテライト」として共同運用します。MEISEI様の技術監修のもと、お客様の近隣で「初動対応(引取・型バラシ・溶接)」を完結させることで、長距離輸送のリスクとコストを劇的に削減します。

 

2. 技術:「匠の技」と「デジタル技術」の融合

MEISEI様の熟練工から愛知溶業(GALAXY)の職人へ、プラスチック金型補修の「対面伝承」を行い、デジタルでは再現困難な微細加工技術を継承します。一方で、GALAXYの持つ最新レーザー溶接機や可視化技術などのDXソリューションをMEISEI様の顧客へ提供し、技術の双方向リソース活用を進めます。

 

3. 生産ライン:機動的なバックアップ体制

プラスチック型とダイカスト型の垣根を超え、双方の工場設備とエンジニアリングリソースを相互活用します。有事の際や突発的な増産時に即座に代替生産へ切り替える「第2の生産ライン」を確保し、サプライチェーンの強靭化を図ります。

 

【今後の展望:予防保全とグローバル展開】

今後は、「壊れてから直す」事後対応から、データ活用による「予防保全」へのモデル転換を進め、金型の長寿命化を実現します。また、ベトナム・中国・米国などの海外拠点においても「DX教育カリキュラム」を導入し、日本と同等のメンテナンス品質を提供する「グローバル・マザー工場」構想を推進してまいります。

メディア掲載・反響について

本プレスリリースは、業界初の「2極統合体制」という試みに対し、製造・物流・経済の各専門分野から多角的な評価をいただいております。

 

1.製造・産業系メディア

・主な掲載媒体: 日刊工業新聞(電子版)、MONOist など

・注目のポイント: 「プラスチック」と「ダイカスト」の垣根を超えた技術提携

      金型業界における異業種間のオープンイノベーションとして紹介されました。「技術独占」ではなく「リソース共有」を選んだ点が、次世代の製造業モデルとして評価されています。

 

2.物流・サプライチェーン専門メディア

・主な掲載媒体: Logistics Today、物流ニュース など

・注目のポイント: 物流2024年・2026年問題への具体的アプローチ

      輸送能力不足や法規制に対する荷主側(製造業)からの回答として、「運ばずに直す(地産地消型サテライト)」戦略が注目されました。長距離輸送のリスクを低減する画期的なモデルと評  されています。

 

3.経済・ビジネス系メディア

・主な掲載媒体: 日本経済新聞(電子版)、Yahoo!ニュース(経済) など

・注目のポイント: 中小製造業が連携して挑む「2025年問題」

     単独での存続が難しくなる中、DXとM&A(提携)を組み合わせて人材不足や事業承継問題(2025年問題)に挑む先進事例として取り上げられました。

 業界から寄せられた評価・反響

記事やSNS等では、特に以下の3点が「業界の課題を突いた取り組み」として評価されています。

 

1.「運ばずに直す」という発想への評価

「大型金型の長距離輸送は限界を迎えており、地方拠点をシェアして『近場で直す』仕組みは、物流コスト削減とコンプライアンス遵守の両立を悩むメーカーにとって現実的な解決策になる」 (物流業界関係者より)

 

2.「デジタル」と「アナログ伝承」のハイブリッドへの共感

「DX一辺倒ではなく、『デジタルでは再現できない職人技』の重要性を認め、あえて『対面伝承』を掲げた点に説得力がある。MEISEIの匠の技をGALAXYのデジタル基盤で守るという補完関係が明確だ」 (製造業・技術コンサルタントより)

 

3.企業の枠を超えた「2極統合」モデルへの期待

「自前主義を捨て、得意分野(プラスチック型とダイカスト型)を持ち寄る『相互補完』は、リソース不足に悩む中小製造業の生き残りモデルとなる。有事の際の『第2の生産ライン』確保(BCP対策)としても非常に強靭な体制だ」 (産業系ジャーナリストより)

各社代表コメント

株式会社MEISEI 代表取締役 渡邊 祐子氏

日本の金型技術は世界最高水準、とりわけ補修技術は世界一だと自負しています。新規製作に偏るのではなく、既存金型を生かし資源を循環させる時代へ。MEISEIとGALAXYホールディングスのタイアップにより、持続可能で価値あるものづくりを通じ、社会と環境に貢献していきます。

 

 

 

 

GALAXYホールディングス株式会社 / 愛知溶業株式会社 代表取締役 市川 修

MEISEI様との提携は、技術を『守る』から『広げる』への転換点です。業界初の『2極統合体制』を通じ、当社のデジタル技術を惜しみなくシェアすることで、業界全体の課題である物流・人材危機に挑みます。一企業の枠を超えて技術と知見を循環させ、日本の金型産業全体の成長と次世代への継承に貢献してまいります。

 

 

 

 

 

会社概要

株式会社MEISEI

会社名    :株式会社MEISEI(旧:名古屋精密金型)

代表者    :代表取締役 渡邊 祐子

設立     :1975年4月

事業内容   :プラスチック成形用金型の設計・製造、メンテナンス。部品、プラスチック成形品、関連器具または装置の製造、販売

所在地    : 愛知県知多郡東浦町(本社事業部)、九州2拠点(熊本県・宮崎県)

海外拠点   :ベトナム

公式Webサイト:https://meisei-japan.com/

GALAXYホールディングス株式会社

会社名    :GALAXYホールディングス株式会社

代表者    :代表取締役 市川 修

設立     :2025年4月

事業内容   :金型の溶接補修および製造業向けDXソリューション/レーザー溶接機の販売・メンテナンス/グループ会社の経営管理

所在地    :〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町18番5号 シーラックグループ日本橋兜町ビル1階

国内拠点   :東京、静岡、愛知(一宮・名古屋)、佐賀(鳥栖)

 

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